Enjoyable Life !

最高にオモロい人生を送るため,定年退職後のライフシフトを目指して準備中

加藤ラーメンと蜂屋・望郷の念にかられた

連休は実家の旭川

と言っても,コロナもまだまだ酷い状況なので,今回は私だけで.しばらく帰省してないので,両親の様子見を兼ねて・・・

それで,昼食に食べたのは,ラーメン.

旭川といえばラーメン.だけど,私が子供の頃はラーメンの町という感覚はそんなになかったけどね.

今回行った店は,

「工房 加藤ラーメン」

kato-ramen.com

実は旭川育ちでありながら,加藤ラーメンという名前は知らなかった.

今回初めて食べてみることに

イオンのフードコート内にある支店で食べた.

注文したのは辛味噌ラーメン

旭川といえば正油ラーメンが正統派だけど,私は味噌ラーメンが好きなのでね.

正油の場合,口に合う合わないが味噌よりハッキリするので,合わなかったときの落胆が大きい・・・

それで,どうしても安パイの味噌を選んでしまうんですよ(笑)

スープは赤みがある.見るからに辛そうだけど,今までいろんな店で食べた感想として,大体は見掛け倒しで,食べてみるとそんなに辛いわけじゃない.

今回もそのような感覚で食べてみたところ・・・

グフっ!!(←むせる)

これ,むっちゃ辛いですわ.

スープはとってもうまいです.だけど,こんなに辛いんだったら「ちょび辛」くらいでもよかったかもしれない.

そして,麺を箸でつまむと,

「おぉ!」

と唸ってしまった.そうそう,このやや細めの特徴ある麺.とても懐かしい感覚になった.

あれ?加藤ラーメンは初めてのはずだけど,この懐かしい感覚はなぜだ??と思いを巡らしたら,「蜂屋」を思い出した!

そっか,蜂屋の麺とソックリだ.蜂屋は学生時代によく行った.そんなにラーメン好きというわけではなかったけど,旭川駅(当時)の地下に支店があって,友人とよく食べに行ったことを覚えている.

で,蜂屋のページをみると,加藤ラーメンと深い関係があることが判明.なるほど,やはりそうか.

good-hokkaido.info

札幌でよく見る黄色の太めのちぢれ麺とは違って,色が薄くやや細め,ツルッとした食感のまっすぐな麺.これを食べると,あぁ故郷に帰ってきたという感覚になります.

 

そうか,今まで全然知らなかったけど,加藤ラーメンは旭川ラーメンの源流ともいえる老舗ラーメン店のようです.

今度来た時は正統派の正油ラーメンを食べてみよう

 

【朝読書9冊目】川越宗一・熱源:『見直される必要なんてなかったんですよ』

読書は現在11冊目を読了して12冊目に入るけど,9冊目から感想記事を書いてなかったので,ようやく書こうと思います(←サボりw)

 

9冊目に読んだ「熱源」は,サハリン,北海道,ポーランド,ロシアを舞台に壮大なスケールで描かれた小説だ.川越宗一はこの小説で直木賞を受賞している.

主人公は,樺太アイヌのヤヨマネクフとポーランド人の文化人類学者ブロニスワフ・ピウスツキである.

大国のロシアや日本の同化政策に苦しみながらも、自分達のアイデンティティを守り抜いていく姿を描く.

実は小説の半分くらい読むまで,この二人が実在の人物だと知らなかった.

樺太アイヌについてウィキペディアで調べていたら,ある写真のキャプションが「ブロニスワフ・ピウスツキが撮影した樺太アイヌ」と書いてあったのを見て,初めてそのことを知った.

ja.wikipedia.org

この「熱源」は,完全フィクションではなく史実を元にした小説だった.

そして後半では,大隈重信二葉亭四迷も出てくる.言語学者金田一京介や「アイヌ神謡集」の著者,知里幸恵も出てくる.

それらの人物との関わり合いも面白いが,後半はややストーリー展開が雑かなと思わんでもない(特に南極探検の話).

また,小説として純粋に楽しもうとすると結構読みづらかった.

というのは,舞台がコロコロ変わるから.それぞれの登場人物の話が各章で中断される.それは他の小説でもよくあるけど,ちょっとぶつ切り過ぎかなという印象を持った.

単に私の読解力のなさが原因で読みづらいのかと最初思ったが,直木賞選考委員の一人(誰だったか忘れたけど)も同じ感想を述べていたので,自分の感覚は間違ってなかった.

筆者はインタビュー記事で,アイヌやギリヤークを描写する際に弱者として描かないことを徹底したらしい.

そして,強者であるロシアや日本についても「ひとしなみ」に(同列に)描こうとしたようだ.

有働アナが川越宗一にインタビューしている記事で,こんなことを言ってた.

無意識のうちに多数派と少数派を区分けして「少数の人たちには憐憫の情を持たなければならぬ」とか、「何か手を差し伸べるのが善意」とか思い込む。

しかし、そこにはそもそも「多数派が正しい」という前提があることまでは気づくことができない。

ところが、この本を読み進めるうち、自分のそういった感覚がどんどん弱くなっていきました。

〈強いも弱いも、優れるも劣るもない。生まれたから、生きていくのだ。すべてを引き受け、あるいは補いあって〉。

『熱源』のこの一文がすごく心に響きました。

この一文を読んで,有働さんの見識が素晴らしいと思った.私は物語の内容を追って行くのが精一杯で,そこまで深い洞察が出来なかった.

それほど躍動的なストーリー展開ではないが,読み応えのある小説だった.

また,アイヌ民族の歴史や文化に興味を持つきっかけにもなった.

知里幸恵の「アイヌ神謡集」も読んでみたくなった.

 

最後の方で,南極探検から帰国したヤヨマネクフが大隈重信と対談したときのセリフが私は印象的だった.

当時,アイヌ民族を差別していた和人に対して,南極点到達という偉業を成し遂げることで見返してやろう.

そのような動機で南極探検隊に参加したヤヨマネクフだったが,死と隣り合わせの南極を経験し,日本に戻ってきたときの言葉だ.

「見直される必要なんかなかったんですよ,俺たちは.

ただそこで生きているってことに卑下する必要はないし,見直してもらおうってのも卑下と同じだと思いましてね.

俺たちは胸を張って生きていればいい.

一人の人間だってなかなか死なないんだから,滅びるってこともなかなかない.

今はそう思ってます.」

真に多様性を認め合う社会はどうあるべきなのか.

そのことが,この小説の中で隠や陽に描かれているように思えた.

 

*****

 

さて,次の朝読書は,マイクル・クライトンの代表作「アンドロメダ病原体」にした.朝活読書10冊目にして,初の海外作家の翻訳本.

マイクル・クライトンと言えば,あの「ジュラシック・パーク」の原作者.とても楽しみに読んだのですが・・・

こちらも読了したので,近々感想文を投稿します.

またまた神戸三宮??

共同研究している方が,10月上旬に開催される学会で研究成果を発表する予定なんですが,よくよく調べると開催地は神戸

え?

この前行ったばかりだけど・・・

この学会もまぁまぁ自分の専門に近いし,視察や情報収集としても意義があると思う.

参加しようかと思ったけど,今回は自分が発表しないので,ちょっとだけ積極性に欠ける.

 

もし行くとしたら,また神戸三宮

今回は場所的に大阪に近いので大阪に泊まってもいいけど.同一年度内で同じところへ2回渡航するのは,今まであまり記憶にない(東京とか大都市圏は別にして)

 

あと,こういう出張旅費は全部一時建て替えになっちゃうからね.それも行きづらいなと思ってしまう理由.この前の神戸出張の精算処理が始まったばかりなので,それが終わらないうちに次の学会の旅費を建て替えるのはちょっと辛い.

 

行くべきか,行かざるべきか

少し悩み中・・・