アラフィフになって考える100年ライフ

「ものづくり」を通したライフ・シフトを実践するため,スキルと健康を高めていくブログ

英語の小説を「精読」するのは意味があるのか?

英検1級やTOEICハイスコアを目指し,今まで英検1級パス単の暗記や,TOEICのリスニング問題を解いたりしてきましたが,どうもサボりがちになって英語の勉強が習慣化できず困ってます.

そろそろ50になる私としては,英語力をさらに1段階アップさせるには最後のチャンスかも?

佐藤優が「知的武装60のヒント」の中で,

根っこがあるところで勝負する.何を諦めて,何を伸ばすのかを見切ること.大人は好きな勉強だけすればいい」

と言ってる.池上彰もそれを受けて,英語なら少し学び直しをしたい気持ちはあるけど,ロシア語などは絶対無理と述べている.

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根っこがあるものとは?

根っこがあるものとは,佐藤によれば「45歳までに手掛けたことのあること」らしい.その定義でいえば,私は30代後半に英検準1級を合格したので,英語は根っこがあるものと(一応)言えるかも?

これまで,自身の英語力を1段階アップするために,英検1級やTOEICハイスコアを取得するための勉強は意義があると思っていた.

だけど,よくよく考えると,英検1級やTOEICハイスコアを取得したからって,給料はアップしないし昇進もしない(返って余計な仕事が降ってくるかもしれないw).だから,もし取得したとしても,それは趣味の範疇を超えることがない.

であれば,英語の資格をとることを目的にしないで,同じ英語でも,佐藤の言うようにもっと好きな勉強をした方がいいんだろうなと思った.好きなことであれば継続できるし,継続していれば徐々に自分の英語レベルが向上する.時間がかかっても,英検1級合格やTOEICハイスコアのレベルにいつかは到達するだろう.

もし万が一,資格が必要な時が来たらその時受ければよい.その日まで継続的に勉強を続けられるかどうかの方が大事だ

一応,現在のレベルでもJapan Timesや日本の新聞の英訳版であれば,そこそこ読める.専門分野の論文だったら,内容にもよるがほぼ辞書がなくても読める.だけど,英語で書かれた小説は全く読めない.小説は語彙はもとより構文が凝っていて,かなり手強い.

小説好きな私としては,「精読」の勉強をして,英語で書かれた小説が読めるようになるのは意味のあることだろう

小説を精読するのは意味があるのか?

だけど,英文学者の渡部昇一は「知的生活の方法」で,小説を用いた精読の勉強方法について警鐘を鳴らしている.

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たとえば吉川英治の「宮本武蔵」とか,山崎豊子の「華麗なる一族」などを,外人が辞書を片手に一晩に数ページずつ,読書会で読む光景を想像してみたら,なんともあわれにも愚かしく思われるであろう.そんなテンポで現代小説を読んでもおもしろいわけないのである.事情は英語でも同じことであろう.

私はこの一節が引っかかっていて,小説を精読するのは意味があるのか?と疑念を抱いてきた.というのは,私自身も一時期小説を精読したことがあったけど,全然続かなかった.テンポが遅過ぎて全く面白くないからである.確かに渡部の言うとおりだった.

だけど,難しい英文を読めるようになるには,先ずは構文を完全に理解して解釈方法を自分の中で確立しないと,同じような表現が出てきたらいつまで経っても読めないことになる.なので,小説を精読すること自体は読解力向上には意味がある.

どうやればいいのだろうか・・・

私が考えたのは,精読しようとする小説の翻訳版を先に読んで,あらかじめ内容を知っておくことである.

こうすれば,精読の目的が「ストーリーを楽しむ」ことではなく,英語の表現や語彙の方に意識が向く.一度読んでいるので,読むテンポが遅くても気にならない.また,難解な構文が出てきた時,翻訳と照らし合わせることで,どういう解釈をすれば良いのか理解できる.

これは我ながらナイスアイデアだと思うが,いかがなものだろうか?

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何を読もうか?

そこで何を読んだらいいか調べてみた.翻訳版が容易に入手できてストーリーが面白く,なおかつ英文が私にとって難し過ぎないレベルが理想だ.星の数ほどの作家がいるけど,これだけ条件をつけるとかなり絞られてくる.

スティーブン・キングは面白いけど英文が難し過ぎる.トールキンロード・オブ・ザ・リングは大好きだけどこれもかなり難しい.ハリーポッターは悪くないけど,じっくり精読したいという気持ちになれない.

ジョン・グリシャムは比較的読みやすいと言われているけど,法律ものはあまり食指が動かない.ダン・ブラウンはストーリー展開がスピーディで面白いけど,英文がなかなか難しいらしい.

ダニエル・スティールは英文は平易だけど,ロマンス小説なのでちょっと・・・シドニー・シェルダンも英文は平易.ただ,かなり昔に読んだのでストーリーを覚えていない.もう一度翻訳版を読もうと思ったけど,最近書店で見かけなくなり入手不可.

うーん,なかなか見つかりません・・・

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それで,ふと書棚をみたら,何年も前に購入して挫折したMurder on the Orient Expressのペーパーバックが目に入った.

そうか!アガサ・クリスティがあった.

先ずはクリスティから始めてみようか.パラパラと開いてみたら,英文レベルはさほど難解ではないが,平易と言うほどでもない.ちょうどいいかもしれない.

 

早速,翻訳版の「オリエント急行の殺人」を購入.クリスティの代表作だが,まだ読んだことがない.

今日と明日はひとまず翻訳版を読む.

もし面白くて英文でも再読したいと思えたら,ペーパーバックの方を精読するつもりだ.

 

・・・と思っていたが,マイケル・クライトンの存在を知り,なかなか魅力的かもしれないと思った.あの「ジュラシック・パーク」やアメリカのTVドラマ「ER 救急救命室」の原作者であり,サイエンス フィクションを得意とするアメリカのベストセラー作家だ.英語のレベルは易しめだとか.

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理系研究者である私にとって興味深い.だけど,先ずはクリスティかな?もしクリスティが精読に適さなかった時は,マイケル・クライトンを検討してみる.